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菊地 真(2):-RUM KANDIS様-

足まこ

今日は、前回紹介させて頂きました、真くんの製作ポイントについて書かせていただこうと思います。

と、その前に、いって参りましたよ!
輝きの向こう側へ!!

超号泣でした!
ネタバレになるかもなので、あまり内容触れませんが、兎に角よかった!
Pの皆さんもそうでない皆さんも、観て損はない作品だとおもいます。
是非、劇場に足を運んでみてください!

さて、本題。
今回のキット、何気に水着キット初体験でした。
難しい塗りわけがあるわけではないので、比較的塗りは容易なのですが、情報量がやはり少ないので、ともすれば単調になりがち。
しかも、このキットの場合両腕がモールド等の無いところですっぱりと分割されていますので、そこを接着した時に、接合面が目立ってしまい、レジンの透明感を活かしたサフレス塗装が実質不可能でした(サフを吹いたという意味ではなく下地はあくまでプライマーです。この辺りのサフを使う/使わないと、サフレス塗装との違いはいづれ掘り下げた記事を書こうと思いますので、今回はこの辺でやめときます。)。

そこで、塗装ポイントとしては、
1.サフレス塗装でなくとも発色のよい健康肌を表現する。
2.水着フィギュアは全体的に単調になりがちなので、ポイントに情報量を詰め込んで、印象を引き締める。
を意識しました。

1.についてはガイアカラーのフレッシュ4色の重ね塗りプラス蛍光色をほんのすこし混ぜる要領で、
濁らないように気を付けて塗りました。
顔まこ
ベタに塗っても鮮やかに発色させることには成功しているのではないかとおもいます。
(あ、あと瞳の中を前回の記事から書き直しています。グッとよくなったと自分では思っていますが、いかがでしょうか?)

2.については、ローラースケートを塗り込むことによって締まりを出したつもりです。
いつもは肌の艶消しはPVC完成品より少し艶あり位にするくらいが好みなのですが、本キットの雰囲気にそれがあまり合わなかったので、いつもより艶をおとしめにしています。
それによってますます全体が単調に見えたので、ローラースケートに関してはブーツの革、紐、靴底のゴム、スケートの金属パーツと車輪パーツでそれぞれ質感を分けて存在感のあるものにしてみました。
これで単調さをカバーできたのではないかとおもっています。
トップ写真を足元にしているのは、この辺を伝えたかった為です。

その他、工作部分に関しては必須の腕の接着の他に前髪パーツの分割消しを行っています。
こんなときに愛用しているマテリアルはエポキシ接着剤のマジックスムースと、エポキシパテのマジックスカルプです。
これらマテリアルの紹介は別途したいと思いますが、とても使い勝手のよいアイテムです。
以下にマジックスカルプを使用した頭部パーツの張り合わせ工程の写真をあげておきます。
髪の流れを自然に造形できたのではないかと自負しています。
(使用したマジックスカルプがブラウンだったので少し分かりにくいかも知れませんが…)
パテまこ
頭まこ
まこ頭仕上げ


次回はまこちーの台座についてほんのすこし書かせていただき、その後別のキットを紹介したいとおもいます!

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よっしー

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